今朝は寒いですね。久しぶりに、暖房入れちゃいました。
さて、今日のルノルマンカードは「26 本」です。

本ということで、いま読んでいるマンガ「ナニワ金融道」をご紹介します。
灰原(ハイバラ)という主人公が、帝国金融という大阪の消費者金融(いわゆるサラ金)で、苦労しながらも金融の道を邁進していくというものです。
1990年〜1996年にかけて「モーニング」という雑誌(「課長 島耕作」とか「宇宙兄弟」なんかの連載雑誌)で連載されていました。
全19巻ですが、とにかくすべての話が面白いです。
借りたお金の返済できなくなったのを良いことに、持っている土地やら建物やらをごっそりといただいてしまうとか、金を借りに来た校長先生に、どんどん金を貸して、しまいには学校の金に手を付けさせたりとか、なんにも知らない若い子に、会社の手形の裏書きをさせて保証人にしてしまったりとか、法律のギリギリをあの手この手で攻めて、金を儲けようとする話が展開します。
こういうふうに書くと、なんかドロドロとした陰湿で、ねちっこい話を思い浮かべるでしょうが、それが違うんです。サラッと読めてしまうんですよね〜。
絵柄が、いかにも青年誌にありそうな独特のタッチなので、好き嫌いがハッキリありそうなのが残念ではありますが、とにかくオモシロイです。
作者の青木雄二先生が、これまたとんでもなく博識で、法律のこととか金融のこととか、凄まじく詳しいです。発表時期が古いので、今とは法律が違っているところなどもありそうですが、一読しておくと、消費者金融のこととか、お金を借りるときの注意みたいなものが、よく分かるので、そういった点でもオススメできます。
たとえどんな事があっても、借金の保証人になっては絶対にダメだということが、よく分かりますよ(笑)
Kindle Unlimitedで全巻が無料で読めますので、ぜひ一読してみてください。下にリンクを貼っておきます。

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